新谷仁美(にいやひとみ)の経歴 2014引退まで
新谷仁美
ユニバーサルエンターテイメント
高校時代から注目されており、全国高校駅伝では3年連続1区区間賞。笑顔が似合うが、レースでは前半から攻めていく対象的な走り。世界の上位に最も近いトラックランナー。
今後が楽しみだ。 pic.twitter.com/4rzs0C8osU
— 長距離選手名鑑 (@DKQ376NJ) August 16, 2013
新谷仁美(にいやひとみ)さんは岡山県総社市の出身。
高校は地元の興譲館高等学校を進学。在学中は全国高校駅伝に出場、新谷はエース区間と言われる第1区で3年連続して区間賞を獲得(2003~2005年)。
【異次元の逃亡者】
新谷仁美選手#全国高校駅伝 2005年の1区新谷さんの走りには今も心を掴まれますが、高校時代もすごい
駅伝の1区で飛び出す、不安と勇気と…
その先にある、先頭の景色を譲らない走り🏃♀️さあ今年は
12/25(日)全国高校駅伝https://t.co/cIpvCxMjst\今年はクリスマス決戦/ pic.twitter.com/VOvSFSxnMN
— NHK大阪放送局 (@nhk_osaka_JOBK) December 22, 2022
2005年全国都道府県対抗女子駅伝競走大会では実業団のトップ選手もいる1区で、高校生ながら区間賞を獲得。
高校時代から実力はピカ一であり、周囲からの注目はかなりものであったようです。
高校卒業後は2006年4月より自身が憧れとしている高橋尚子さんを目指すべく、小出義雄監督率いる豊田自動織機(佐倉アスリートクラブ)女子陸上部に入部されます。
2011年(平成23年)4月、豊田自動織機女子陸上部が千葉から愛知への移転を機に同陸上部を退部し、千葉陸協所属に変更、佐倉アスリートクラブ所属は継続。
そして2011年6月、第95回日本選手権女子5000mで15分20秒35の2位に入り、初の世界選手権代表に女子長距離走5000mに選出されます。
日本選手権
女子5000m決勝
絹川愛が15:09.96でA標準突破して初優勝。ラスト1000mは2:55。不調から復活どころか覚醒して戻ってきた!新谷仁美が2位、小林祐梨子が3位。小原怜、西原加純、石橋麻衣、竹中理沙、田中華絵など。http://t.co/w0ynLrL— Kouzai (@kozai1802) June 13, 2011
圧倒的な速さ・・さすがですね。
2012年8月世界選手権は予選で15分31秒09。全体の7位で決勝進出しますが、決勝では13位でした。
2012年6月、第96回日本選手権女子5000mにおいて15分17秒92の記録で優勝し、ロンドンオリンピック出場が決定。
表彰台ではテンションもノリノリ。
日本選手権 女子5000m表彰式 2012年6月10日
1位 新谷仁美、2位 福士加代子、3位 尾西美咲。3人ともテンション高くノリノリ♩http://t.co/J6GqEgpy
— Kouzai (@kozai1802) June 16, 2012
2012年8月ロンドンオリンピックでは…
いい走りだった。メダルだけがすべてじゃないよね。陸上女子10000m 決勝 9位 新谷 仁美 30:59.19 10位 福士加代子 31:10.35 16位 吉川美香 31:… http://t.co/6lqVrJCu
— おかちー (@okachan183) August 3, 2012
日本勢では最高位の9位でした。惜しくも入賞にはなりませんでした。
2012年10月5日は第67回国民体育大会(ぎふ清流国体)陸上競技成年女子5000mに出場。
レース中盤辺りから独走となり、2位以下に16秒差をつける圧勝でタイムは15分17秒79。
2013年6月、第97回日本選手権女子10000mにおいて2位の選手に1周差をつける31分06秒67の大会新記録で優勝し、第14回世界選手権モスクワの日本代表内定を決めます。
その世界陸上モスクワ大会女子10000mには日本女子代表としてただ一人出場されラストスパート9500m付近で負けてしまい、30分56秒70と自己記録を更新し5位入賞されます。
記録としては問題ないのですが自身はメダルが取れなかったことに涙・・・。「やっぱりメダル獲らなければ、この世界にいる必要無い気がするので…」と語られます。
そして翌年の2014年1月25日には、突如現役からの引退を宣言。